2013年06月08日
Sony Xperia S の JBファームついに出た
こんにちは、Chang@JACCバンコク支部 です。
すっかりご無沙汰しておりました。
最近は、週に2・3度、ルンピニ公園で終業後に10km走っています。
さて、2013年5月30日に、ついに Sony Xperia S(国際仕様) の JBファームが公表されました。
日本モデルの「Docomo Xperia NX SO-02」は、JBファームは提供されないことが
すでに公表されています。無理やり JBファームを焼いている方もいらっしゃるようですが。
Sony PC Companion というアプリから未ROOT化ファームを焼くことができますが、
この方法だとあとから ROOT 化することができません。
現状、1クリックROOT化ツールが存在しないのです。
※2013/06/21現在、登場しました!!
ですので、Pre-rooted なファーム(6.2.B.0.200)を焼く必要があります。
今回、Pre-rooted なファームを焼き、途中で文鎮化してしまいそうになりヒヤッと
したのですが、何とか無事 Xperia S を JB 化することに成功しました。
私の場合、ROOT化する必然性は以下の通りです。
・会社のWIFIよりインターネットに接続する場合、WIFIの先にある ISAプロキシサーバーの
NTLM認証を経る必要があり、これにはどうしてもROOT権限を奪取する必要がある。
・SDカードの転送速度を上げる等、システムパラメータを最適化するには、やはり
ROOT権限を奪取する必要がある。
・Titanium Backup も、システムデータをバックアップまたはリカバリーする際に
ROOT権限が必要となる。
何と言っても、最新携帯 Xperia Z に似せた画面インターフェイス、ICSよりもサクサク
動くのが嬉しいです。
まるで、最新機種を買った気分です。Xperia Z-mini といったところでしょうか!?
<Pre-rooted な JBファームを焼くのに必要なもの>
・Bootloader の Unblock 化かつROOT化されている 6.1.A.2.45/50 が稼働中の Xperia S
⇒ ROOT化だけで Bootloader の Unlock を施さないと、ファームの書き込み時に
「Symlink: Some Symlinks failed ( Status 7 )」
が出て、書き込みに失敗しました。Bootloader を Unlock すると、書き込みできました。
・[ROM] Official Sony JB 6.2.B.0.200 ROM Pre-Rooted CWM
・CWM Recovery
・Busy Box
<Pre-rooted な JBファームを焼く手順>
0. まずは、Titanuim Backup 等で、データバックアップを取っておきます。
また、連絡先データをエクスポートしておきます。
1. CWM Recovery をXperia S にインストールするために、Xperia S をパソコンと
USB接続し、パソコン上で install.bat をダブルクリックします。
※この際に、Busy Box が Xperia S 上にインストールされている必要があります。
2. ROOT済みのJBファーム「LT26-DooMLoRD-JB-200_prerooted.zip」を、SDカード内に
コピーします。どのフォルダでも構わないですが、トップ階層に入れておく方がラクです。
3. USBケーブルを外し、Xperia S の電源を切ります。
4. Xperia S の電源ボタンを押し、すぐさまボリュームアップキーを長押しします。
すると、左上の青いランプが点いて、リカバリーモードに入り、ファームの
インストールメニューが表示されます。
このメニューの操作は、次のように行います。
カーソルを上に移動 ⇒ ボリュームアップキー
カーソルを下に移動 ⇒ ボリュームダウンキー
メニュー選択 ⇒ 電源ボタン
5. 「backup and Restore」-「Backup」メニューを選択し、System データと User データの
バックアップを取ります。3 ~ 5分程度で完了します。
「Backup Complete!」が表示されたら終わりです。
6. 「Install zip from sdcard」-「Choose zip from sdcard」メニューを選択します。
7. SDカード中から、2. にてコピーしておいた「LT26-DooMLoRD-JB-200_prerooted.zip」を
選択します。すると、ファームの書き込みが開始されます。
※絶対に途中で電源を切ってはいけません。文鎮化する可能性大です!!
8. 「Complete」と表示されたら、メニューから「Reboot System Now」を選択して、再起動する。
決して、電源ボタン+ボリュームアップキーの長押しにて強制再起動しないように
してください。以降、ブートに失敗してしまい、これまでの作業をやり直す羽目に
陥ります。
これで、晴れて Jelly Bean をモノにできます。
その後、各種リカバリー作業を行い、Bootloader の Relock を行うと、本当に
作業終了と相成ります。
※ Titanium Backup で、システムデータを全部復元すると、問題が発生します。
もともとバックアップを取っておいたファームは ICS のもので、JB 上ではうまく
動作しないデータも存在します。
システムデータを全リカバリーした時、私の場合、下三つのキーのうち、真ん中の
キーが押下しても反応しなくなる症状に見舞われました。
(ハードウェア故障ではなく、ソフトウェアの設定がおかしくなってしまった)
ユーザーデータは全リカバリーして問題ありません。
お約束ですが、くれぐれも自己責任でお願い致します。
<参照URL>
・忘れがちな人のメモ帳
・How to Install ClockworkMod Recovery on the Sony Xperia S
・How To Load a Custom ROM on an Android Device
↓↓↓ クリックして頂けたら励みになります。宜しくお願いします。
すっかりご無沙汰しておりました。
最近は、週に2・3度、ルンピニ公園で終業後に10km走っています。
さて、2013年5月30日に、ついに Sony Xperia S(国際仕様) の JBファームが公表されました。
日本モデルの「Docomo Xperia NX SO-02」は、JBファームは提供されないことが
すでに公表されています。無理やり JBファームを焼いている方もいらっしゃるようですが。
Sony PC Companion というアプリから未ROOT化ファームを焼くことができますが、
この方法だとあとから ROOT 化することができません。
現状、1クリックROOT化ツールが存在しないのです。
※2013/06/21現在、登場しました!!
ですので、Pre-rooted なファーム(6.2.B.0.200)を焼く必要があります。
今回、Pre-rooted なファームを焼き、途中で文鎮化してしまいそうになりヒヤッと
したのですが、何とか無事 Xperia S を JB 化することに成功しました。
私の場合、ROOT化する必然性は以下の通りです。
・会社のWIFIよりインターネットに接続する場合、WIFIの先にある ISAプロキシサーバーの
NTLM認証を経る必要があり、これにはどうしてもROOT権限を奪取する必要がある。
・SDカードの転送速度を上げる等、システムパラメータを最適化するには、やはり
ROOT権限を奪取する必要がある。
・Titanium Backup も、システムデータをバックアップまたはリカバリーする際に
ROOT権限が必要となる。
何と言っても、最新携帯 Xperia Z に似せた画面インターフェイス、ICSよりもサクサク
動くのが嬉しいです。
まるで、最新機種を買った気分です。Xperia Z-mini といったところでしょうか!?
<Pre-rooted な JBファームを焼くのに必要なもの>
・Bootloader の Unblock 化かつROOT化されている 6.1.A.2.45/50 が稼働中の Xperia S
⇒ ROOT化だけで Bootloader の Unlock を施さないと、ファームの書き込み時に
「Symlink: Some Symlinks failed ( Status 7 )」
が出て、書き込みに失敗しました。Bootloader を Unlock すると、書き込みできました。
・[ROM] Official Sony JB 6.2.B.0.200 ROM Pre-Rooted CWM
・CWM Recovery
・Busy Box
<Pre-rooted な JBファームを焼く手順>
0. まずは、Titanuim Backup 等で、データバックアップを取っておきます。
また、連絡先データをエクスポートしておきます。
1. CWM Recovery をXperia S にインストールするために、Xperia S をパソコンと
USB接続し、パソコン上で install.bat をダブルクリックします。
※この際に、Busy Box が Xperia S 上にインストールされている必要があります。
2. ROOT済みのJBファーム「LT26-DooMLoRD-JB-200_prerooted.zip」を、SDカード内に
コピーします。どのフォルダでも構わないですが、トップ階層に入れておく方がラクです。
3. USBケーブルを外し、Xperia S の電源を切ります。
4. Xperia S の電源ボタンを押し、すぐさまボリュームアップキーを長押しします。
すると、左上の青いランプが点いて、リカバリーモードに入り、ファームの
インストールメニューが表示されます。
このメニューの操作は、次のように行います。
カーソルを上に移動 ⇒ ボリュームアップキー
カーソルを下に移動 ⇒ ボリュームダウンキー
メニュー選択 ⇒ 電源ボタン
5. 「backup and Restore」-「Backup」メニューを選択し、System データと User データの
バックアップを取ります。3 ~ 5分程度で完了します。
「Backup Complete!」が表示されたら終わりです。
6. 「Install zip from sdcard」-「Choose zip from sdcard」メニューを選択します。
7. SDカード中から、2. にてコピーしておいた「LT26-DooMLoRD-JB-200_prerooted.zip」を
選択します。すると、ファームの書き込みが開始されます。
※絶対に途中で電源を切ってはいけません。文鎮化する可能性大です!!
8. 「Complete」と表示されたら、メニューから「Reboot System Now」を選択して、再起動する。
決して、電源ボタン+ボリュームアップキーの長押しにて強制再起動しないように
してください。以降、ブートに失敗してしまい、これまでの作業をやり直す羽目に
陥ります。
これで、晴れて Jelly Bean をモノにできます。
その後、各種リカバリー作業を行い、Bootloader の Relock を行うと、本当に
作業終了と相成ります。
※ Titanium Backup で、システムデータを全部復元すると、問題が発生します。
もともとバックアップを取っておいたファームは ICS のもので、JB 上ではうまく
動作しないデータも存在します。
システムデータを全リカバリーした時、私の場合、下三つのキーのうち、真ん中の
キーが押下しても反応しなくなる症状に見舞われました。
(ハードウェア故障ではなく、ソフトウェアの設定がおかしくなってしまった)
ユーザーデータは全リカバリーして問題ありません。
お約束ですが、くれぐれも自己責任でお願い致します。
<参照URL>
・忘れがちな人のメモ帳
・How to Install ClockworkMod Recovery on the Sony Xperia S
・How To Load a Custom ROM on an Android Device
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Posted by Chang at 23:53│Comments(0)
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