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ナムジャイブログ

2011年11月13日

#タイ洪水 ダイジェスト 2011-11-12

สถานการณ์อุทกภัยใหญ่ (บทย่อ)

こんにちは、Chang@JACCバンコク支部 です。

タイ洪水被害情報のダイジェスト版です。2011/11/12 現在です。

期間: 2011/11/06 ~ 2011/11/12

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◆ JACCバンコク支部周辺の様子 ◆

 再び、都心部への浸水可能性が少なくなってきた気がします。

 洪水のリアルタイム情報は、ナムジャイ・スタッフさんศปภ. FROC(タイ語)

Gamling (タイ語の洪水マップ)在タイ日本大使館ツイッター の情報が早くていいと思います。

 ※最近の Bangkok Post は、論評が多く、現状を報告する記事が少なくなっている
 ※最近の在タイ日本メディアは、記事が少なくなってきている

 当方も、社内論文の準備や家の用事で忙しく、毎日夜遅くまで ศปภ. FROC(タイ語) のタイ語情報を

和訳するのも限界に達したため、JACCバンコク支部は前回よりダイジェスト版を綴るように舵を切りました。


 4日に浸水が始まったラチャダーピセーク通りの南下は、12日現在もチャパヤー・パーク・ホテル

手前の段差前にて止まっております。先週視察に行ったときよりも、水が引いていました。



 在日メディアは、11月に入って、タイの洪水情報に飽きたようですね。目に見えて記事が減っていますし、

日本の友人もそう言っています。東日本大震災もそうですが、その後どうなったか、ほとんどフォローを

入れないのは、真実を伝えるという観点から、どうかと思いますね。アユタヤ、パトゥムターニー、バンコク

北部で水位が下がりつつあることを日本にいるみなさんは知らないでしょう?





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★ダイジェスト(2011/11/06 ~ 2011/11/12)★

<2011/11/06> 追記

マスコミ公社報道
 ・各地の水位は次の通り。パホンヨーティン通りのタイ軍人銀行本店前: 20cm。
 ・ラチャダピセーク前チャオプラヤパークホテル周辺: 30-40cm。
 ・ウィパワデーランシット通りセントジョン大学: 20-30cm
 ・バンチャン工業団地の防衛責任者の大佐は隣接するセーリータイ道路の水位は15cmで昨日より
  若干低下した
 ・同大佐は、センセープ運河の水は若干上昇、流れが遅いのでバンコク都に排水を加速化するよう
  希望する旨述べた。
 ・パホンヨーティン通り陸運局(チャトゥチャック市場)周辺の水位は30cm。
 ・ラップラオ区長によるとラップラオ区の浸水は全体の約30%。
 ・チャトウチャックの北部・東北部行きバスターミナルのモーチット2は平常通りの運行。
 ・チャトゥチャック市場は一部浸水あるも本日も営業中。

交通警察
 <通行止め>
  ・ラートプラオ通り: ラートプラオ五叉路からラートプラオ運河との交叉点付近まで
  ・ラチャダピセーク通り: ラチャダピセーク・ラートプラオ両通り交差点からバーンスー運河まで
  ・パホンヨーティン通り: ラートプラオ五叉路からバンスー運河まで
 <通行を避けることが望まれる>
  ・ラームインタラー通り: 5㎞標識地点から8㎞標識地点まで(水位20~30㎝)
  ・ラーチャプルック通り: バーンウェーク運河からペートガセーム通りまで。(水位30㎝)

ศปภ.(FROC、水害被災者救済センター) 会見
 ・これまでバンコク北部から流入してきた水は最初はランシット運河他を使って排水を試みてきたが、
  水が運河の排水能力を凌駕するとともに、また、広い平地という地理的環境から広範な地域に水が
  広がってきた。
 ・バンスー運河での排水も能力が目一杯になってきており、このままだと次はサムセン運河での対応と
  段々と下に下がって来るところ、上から流入する大量の水をコントロールする必要があり、巨大土嚢で
  水の流れを抑える対応策を取った。
 ・巨大土嚢はランシット方面から鉄道路線沿いに南北に縦に置かれ、ドンムアン空港の北側を西から東に
  横に折れ、更に、そこからサイマイ方面へと繋がるラインで置かれている。
 ・巨大土嚢により、バンコク北部からの流入する水の量を減少させることが出来ている。
 ・具体的には、土嚢の東側(外)と西側(内)は水位が30-40センチ異なっているが、これはバンコク内部に
  流れ込む水の流れを緩やかにコントロールできている証左であり、バンコク都が排水を効率的に行い得る
  環境を整えている。
 ・水の流入量は、先週は20百万立法メートル/日だったのが、現在は半分の10百万立法メートルに
  半減している。FROCでは既にバンコク都の要請に応えてポンプを数十台供与しており、また、海外や
  地方からも調達しており、これを支援する。
 ・バンコク西部(バーンクルアイ)でも巨大土嚢を使ってラマ2世通りへの水の流れを抑える予定である。
 ・本日のチャオプラヤ河及びチュラロンコン水門の水位は共に下がっており良い傾向。他方、バンコク都内の
  広い地域に水が入り始めている。
 ・特にプレムプラチャコン運河、センセープ運河、バーンスー運河の活用が重要となる。
 ・明日にはFROCとバンコク都との合同会議を行う。巨大土嚢のバンコク西部への設置の是非についても
  同会議で協議する予定。
 ・ラーマ2通りは現在も通常通り通行可能であるが、他の通りが全て冠水していることから、同通りが
  通行不可となった場合に備えた代替道路の準備を進めている。
  現在予定しているルートは、ンガムウォン通りから9世王橋を渡り、環状線を北上、いったんスパンブリ県に
  出た後、ナコンパトム県、ラーチャブリ県へと南下するルートである。
  ⇒ 200km 以上の遠回りである。

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<2011/11/07> 追記

TNN報道(TV)
 ・バンチャン工業団地を東西に走るセーリータイ道路の冠水は上下線とも20センチ、車両は通行可。
  工業団地内のサハユニオン社の堰の外の水位は約50センチだが同社敷地内は冠水なし。
 ・第8~第10運河(バンコク東部を南北に流れる運河の一部)の水門は閉鎖中。供給されたポンプは住民が
  要求していた数に近い27台。住民が第10運河の堰を壊しているとの一部情報は誤り(ラムルッカ郡長)。

マスコミ公社報道
 ・ディンデン区はバンスー運河沿いの集落及びチャオプラヤパーク周辺以外は水は侵入していない。
  (ディンデン区長インタビュー)
 ・地下鉄は全18駅で通常営業中。地下鉄公社ではパホンヨーティン、ラップラオ、ラチャダーピセークの3駅に
  加えてチャトゥチャック駅の状況を注視。

ศปภ.(FROC、水害被災者救済センター) 会見
 ・FROCは、排水機提供に係るバンコク都の要請に関し、政府予算で48機を新規に購入し、23機を国内
  機関から収集した
 ・60機はバンコク都に対して貸し出されることになっており、一両日中には設置が終了し、稼働することが
  見込まれる
 ・合計71機の排水機は、合計132立米/秒の排水能力を有している。都に貸し出される60機の能力は
  合計で120立米/秒で、これによりバンコク都の排水能力の大幅な向上が期待される
 ・中国政府は、大小合わせて255機の排水機の提供を表明しており、暫時到着予定のこれら機器によって
  都の排水能力の更なる向上が期待される
 ・排水機の調達と同時に、政府は都との協力の下、大型土のうの敷設を進めてきた。これによって
  都北部からの水の流入は緩和されていると評価している
 ・ラートプラオ周辺、ラチャダーピセーク通りのスティサン交差点まで水は南下してきており、地下道の
  通行止めが行われている
 ・都西部では、タウィワタナ区で冠水した水が更に南下し、南部各県への幹線道路であるラーマ2世通りに
  迫っている
 ・政府は、国道340号線(都北西部からパトゥムタニ県に抜け、ナコンパトム県、ラチャブリ県を経て南下する
  道路)を南部向け陸路の代替道路として検討している

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<2011/11/08> 追記

X-JAPANのバンコク公園決行 (ニュースクリップ)

バンコク日本人学校、20日まで休校延長 (ニュースクリップ)

タイの洪水、死者527人に (ニュースクリップ)

陛下、心労で容体が一時悪化 (バンコク週報)
 ・チュラポン王女殿下によれば、プミポン国王陛下は、国民が洪水に苦しめられていることに心を痛められ、
  容体が一時悪化した。

ポンプ追加で首都の排水強化へ (バンコク週報)
 ・政府の水害被災者救援センターは11月7日、バンコク都庁の要請に応えて、都内の主要道路などの
  排水を強化するため、排水ポンプを先の24台に加え新たに48台提供する方針を明らかにした。
  追加のポンプは排水能力が毎秒96立方メートルで、購入費は総額5000万バーツあまり。15日以内に
  設置が完了する予定という。

バンコク都発表
 ・(アユタヤ県)バンサイ郡におけるチャオプラヤ川の水位は海抜3.89Mで昨日比で2CM低下。ドンムアン
  周辺の水位は10CM低下するも依然水位は高い。ホックワー運河の第2運河水門前の水位は2CM低下。

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<2011/11/09> 追記

ラチャダピセーク通り、バンスー運河南で地下から水 (ニュースクリップ)

バンコクの避難勧告地域、18区に (ニュースクリップ)
 ・都庁がこれまでに避難勧告を出したのはバンコクの全50区中、18区
  <区全域-12区>
   ドンムアン、サーイマイ、ラクシー、バンケン、バンパラッド、タリンチャン、タウィーワタナー、バンケー、
   パーシージャルーン、ノーンケム、ジャトゥジャク、クロンサームワー
  <一部区域-6区>
   ノーンジョーク、ラープラーオ、バンコクヤイ、ミンブリ、ブンクム、カンナーヤーオ

 ・タイ当局によると、11月9日時点でタイ国内で洪水が発生しているのはバンコク、アユタヤなど24都県で、
  被災者は約290万人。7月29日―11月8日の水害による死者は529人で、2人が行方不明になっている。

バンコク都庁、都心浸水回避に全力 (バンコク週報)
 ・バンコク都庁は都心部の浸水を回避するため、バンスー運河に流れ込んだ水をポンプでチャオプラヤ川に
  排水しようと全力をあげている。
  南下する大量の水は現在、パホンヨティン通り、ウィパワディ・ランシット通り、ラチャダピセク通りを横切る
  バンスー運河で食い止める格好になっている。
  都庁では同運河に設置したポンプ17台をフル稼働して排水に力を入れているが、運河周辺エリアにはすでに
  水が溢れており、サパンクワイ、そして戦勝記念塔が浸水する可能性が高まっている。
  このため、都庁はサパンクワイに水が流れ込んだ場合、サムセン運河に設置したポンプ15台などで排水する
  方針という。

マスコミ公社報道
 ・各地の洪水状況次の通り。都西側のラーマ2世通りで冠水の危機。バンボン区内では同通りの約2km
  地点まで冠水が拡大。都東部のバンチャン工業団地周辺のセンセープ運河の水位上昇。
  チャトゥチャック市場近くまで冠水。
 ・インラック首相、WHO代表者及び民間有識者の同行の下、バンケン浄水場を視察。都内の上水道は、
  WHO基準に適合しており、飲用可能であると確認。大阪水道局派遣のJICA専門家2名、
  首都圏水道局の上水は、WHO基準に適合している旨確認。

TV報道
 ・地下鉄ラチャダーピセーク駅前の道路は冠水30cm強。駅自体は営業を継続中。

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<2011/11/10> 追記

タイ国鉄、洪水でマハチャイ線一部運休 (ニュースクリップ)

バンコクの洪水、西部で拡大 避難勧告21区に (ニュースクリップ)
 ・都庁がこれまでに避難勧告を出したのはバンコクの全50区中、次の21区となった。
  <区全域-12区>
   ドンムアン、サーイマイ、ラクシー、バンケン、バンパラッド、タリンチャン、タウィーワタナー、バンケー、
   パーシージャルーン、ノーンケム、ジャトゥジャク、クロンサームワー
  <一部区域-9区>
   ノーンジョーク、ラープラーオ、バンコクヤイ、ミンブリ、ブンクム、カンナーヤーオ、バンコクノイ区、
   ジョムトン区、バンボン区

 ・バンコクではパトゥムタニ県、アユタヤ県などから南下した大量の水で広い範囲で洪水が起きているが、
  都内のチャオプラヤ川西側には東側の倍以上の水が流れ込むとみられ、情勢は厳しい。

 ・チャオプラヤ川東側のバンコク中心部の洪水は東西に走るバンスー運河で水の南下がほぼ止まり、
  9日もスクムビット地区など運河南側への本格的な浸水は起きてない。

 ・ただ、バンコク中心部を南北に走るウィパワディランシット通りではバンスー運河と接続する細い運河が
  氾濫し、バンスー運河の南側でも浸水がみられるようになった。

 ・バンコク地下鉄MRTと高架電車BTSは一部の駅が浸水地域にあるが、10日も通常通り運行している。

 ・タイ当局によると、11月10日時点でタイ国内で洪水が発生しているのはバンコク、ノンタブリなど24都県で、
  被災者は約280万人。7月29日―11月9日の水害による死者は533人で、2人が行方不明になっている。

法外なボート料金に通勤者が悲鳴 (バンコク週報)
 ・バンコク首都圏では、浸水がひどく、自宅のある小路から大通りまでボートを利用しなければならないところも
  あるが、一部には弱みにつけ込んで高額の料金を要求するボートサービスもあり、住民から強い不満の声が
  あがっている。

TV報道
 ・ウィパワディーランシット通りの水の最先端はスティサン通との交差点まで来ている。
  ラチャダーピセーク通りの水の最先端はスティサン交差点手前(ここ数日間変化なし)。
 ・バーンチャン工業団地の周辺の水位は本日から増加の傾向が顕著に。同団地の非常事態対応を1から2に
  引き上げ(3段階中)。ディンデーンのドンムアン方面行高速道路の入り口に沿って、1,800mの堤防を構築中。
  高速道路アクセスの確保に努めるため。

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<2011/11/11> 追記

JAXA、最新レーダーでタイ洪水観測 (ニュースクリップ)
 ・独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、タイ地理情報宇宙技術開発機関(GISTDA)と
  協力して、航空機搭載Lバンド合成開口レーダー(Pi―SAR―L)による、バンコクの洪水の観測を開始。
  バンコク都市部、工業団地などの浸水状況を正確・迅速に把握し、タイ政府などによる浸水予測や
  被災者救援、洪水被害復旧対策を支援する。26日まで観測を続ける予定。
  Pi―SAR―Lは雨天や曇天、夜間でも地表面が観測できる最新技術。

「バンコク中心部、10日で水引く」 タイ政府洪水対策本部 (ニュースクリップ)
 ・バンコクの洪水の見通しについて、タイ政府洪水対策本部のアノン・タイ地理情報宇宙技術開発機関
  (GISTDA)長官代行は10日、タイのテレビ局数局のニュース番組に出演し、チャオプラヤ川東側の
  バンコク中心部の幹線道路は今後7―10日で通行可能な状態まで水が引くという見通しを示した。
  また、戦勝記念塔まで洪水が達することはないと言い切った。

 ・最新の衛星写真から、バンコクの北にある洪水の水量は約30億トンで、今後20―30日でバンコクの
  チャオプラヤ川東側に10億トン、西側に15億トンが流入すると推定。東側の中心部は北側に設けられた
  大型土のうの堤防「ビッグバッグ」と運河による排水で、海に流れ出る水量が洪水の流入量を上回り、
  状況が改善しつつあると分析した。西側は流入量が多く、今後3週間、幹線道路の浸水が続くという
  見通しを示した。

 ・スクムパン・バンコク都知事も同日、都内各所で洪水の水位が下がったとして、今後水の流入がなければ
  2週間以内に幹線道路から水が引くだろうと述べた。

 ・一方、ランシット大学のセーリー准教授(東北大学工学博士)は公共放送局タイPBSの10日夜のニュース
  番組で、バンコク各地の洪水の水量と今後予想される流入量、排水能力を示し、バンコク中心部の
  浸水地域で2週間以内に水が引く可能性はないと断言した。

 ・今回の洪水はピーク時の水量が満水時の琵琶湖の3分の2に相当する160億トン、浸水した地域が
  1万6000平方キロに及ぶとみられる。

 ・バンコクは南下してきた洪水で10月下旬から広い範囲が浸水している。中心部は過去数日、東西に走る
  バンスー運河で水の南下が止まり、日本人が多く住むスクムビット地区やショッピング街のラチャプラソン
  交差点などは浸水していない。

 ・タイ政府は洪水の今後の見通しに関する公式見解を示さず、インラク首相、洪水対策本部長である
  プラチャー法相ら政府高官からの情報発信はほぼゼロ。専門家の意見はばらばら。

MOCT報道
 ・ラートプラオ通りの冠水状況は改善。
 ・バンチャン工業団地外周の水位は上昇傾向。バンチャン排水場の排水機はここ数日の24時間稼働により、
  一部が故障。他方で、排水場全体の能力には大きな影響は無し。

バンコク都発表道
 ・サムセーン運河(バンスー運河南を東西に通水)への流入作業により、向こう24時間、ウィパワディ
  ランシット・スティサーン交差点から退役軍人病院(パホンヨーティン・ソイ2交差点)付近間の水位が
  上昇する
 ・ドンムアンの大型土嚢付近の水位は、ウィパワディランシット通りで25cm低下、ドンムアン空港内倉庫で
  15cm低下、ラクシー寺(ラクシー交差点北西)で5~10センチ低下。大型土嚢北側でもラックホックで
  15cm低下。
 ・マハーサワット運河の溢水を防ぐため、同運河沿いに2キロにわたり大型土嚢を設置する。約7日で完成。
 ・センセーブ運河は、ブングム区、バンガピ区内の低地で溢水が始まっている。
 ・ラートプラオ第56水門及びシン寺地域の排水のため、8インチポンプをそれぞれ5台及び2台設置予定。
 ・満潮時間・予想潮位@Thai Royal Navy
   12日(土)  8:59(1.17m)、17:56(1.01m)
   13日(日)  9:45(1.18m)、18:27(0.99m)
   14日(月) 10:35(1.17m)、18:54(0.97m)
   15日(火) 11:21(1.16m)、19:17(0.95m)

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<2011/11/12> 追記

インラック首相洪水関連発言要旨
 ・中部の県での洪水の状況は改善し、復興段階に入っているので、保健施設や産業施設を含めた様々な
  インフラを可能な限り早急に利用できるよう努力する。
 ・巨大土嚢による防衛線は、効果を上げており、バンコクに入る水をせき止めるのではなく、水の流れを
  緩やかにしているだけであり、バンコク及びその他での水の掻き出し作業を後押している。
 ・政府はバンコク都に対しポンプ70基を供与した。バンコク西部では、水の流れで14カ所に渡り堰が破壊されて
  おり早急に修復する。
 ・ノンタブリ県では洪水への対処により、被害を全く受けてない地域もあるところ、同県の努力を賞賛したい。
 ・洪水被災者のための予算措置を行った。バンコクにおいては、30区60万世帯が対象となり、
  当面の対応として5000バーツの支給を所定の手続きと基準に則って行う。
 ・国内では一定の地域で水が引き始めたことから、政府は救済及び復興に関しRescue, Restore,
  Rehabilitation の3Rからなる方策を打ち出し、2つの委員会を設置した。
   ・「復興及び将来に向けた戦略委員会」
   ・「水資源管理のための戦略委員会」
 ・洪水に際し政府は被災者救済のため9億1800万バーツもの義援金を受けたところこれまで所管の委員会の
  決議に沿って配布を行い残りは3億1500万バーツ。義捐金は正当かつ適正に配分されている。


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◆洪水の人的被害 (2011/07/25 - 2011/11/10) ◆
 死者(ยอดตายน้ำท่วม): 533人
 行方不明(คนหาย):     2人

※英語のニュースで、「553」とリポートしているサイトが複数見受けられますが、誤りです。
 なぜならば、元々のソースは「ศอส.」(ศูนย์อำนวยการบรรเทาสาธารณภัย)公害対策センターであり、
 ここが2011/11/10に「533」人と発表しているからです。


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◆洪水被害/水位情報◆

タイ洪水関連ウェブサイト(関連リンク)

在タイ日本大使館 ツイッター

ศปภ./洪水被害者救助実行センター/The Flood Relief Operations Centre (Froc)
 ↑ タイ語がわかる方なら、ココがおすすめ

現在の洪水被害地域1

現在の洪水被害地域2

現在の洪水被害地域3 ← おすすめ

タイ洪水現地情報 ← おすすめ

バンコク都内で浸水が発生した区

リアルタイム水位
 画面左側のメニュー
  「SS01~SS06」:センセーブ運河、「SA01~04」:サムセーン運河
    「SS03」 アソーク通りとペッブリー通りの交差点付近、旧日本大使館付近。
    「SS04」 スクンビット・ソイ71(プラカノン通り) クロンタン付近。
    「SA02」 パヤータイ区、戦勝記念塔近く
    「SA04」 スクンビット63(エーカマーイ通り)とラマ9世通りの交差点近く

洪水発生および発生可能性がある工業団地

タイの洪水被害県マップ

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 今回のタイ大洪水の浸水パターンにはいくつかあります。

 1) 北から陸伝いで押し寄せる大洪水による浸水
  ⇒ アユタヤ、パトゥムターニー、バンコク北部の浸水被害がこれに当たります。
  これが着実にじわじわと南下しており、01日21時現在、現在カセサート大学を通過してチャットゥチャック
  公園に向かっているそうです。

 2) チャオプラヤー川の増水による浸水
  ⇒ 王宮、トンブリー地区、中華街ヤワラート地区、スクンビット50の浸水被害がこのパターンです。

 3) チャオプラヤー川の増水を東西の運河に散水しその結果これら運河が増水したことによる浸水
  ⇒ バンコク東部(ラックラバーン区、ミンブリー区、ノーンジョーク区等)や、ノンタブリー県、ナコーンパトム
    東部、バンコク西部(ターウィーワッタナー区、タリンチャン区、バーンケー区等)の浸水が
    このパターンです。


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★これまでのタイ洪水関係ブログ記事★

をご覧ください。


以上です。


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    Posted by Chang at 05:54│Comments(0)日常生活
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